再生医療のアンチエイジング

再生医療の施術の流れ

日本で行われている再生医療によるコラーゲン産生能力の回復は、基本的にアイソラゲン社(Isolagen,Inc.,)のプロトコールを使用しているので、 同社の施術のステップとほとんど同一と考えて差し支えない。以下の手順で行われる。

Isolagen社の行うプロセスは、患者自身の繊維芽細胞(コラーゲンを産生する細胞)を抽出し、再生させ、再び体内に戻すといった 非常に画期的な手法をとる。

Isolagen社のプロセス

大きく分けて3つのステップを取る。

  1. その患者に施術を施してよいのかどうかの検査
  2. 培養の元となる皮膚組織の採取
  3. 培養された繊維芽細胞の注入

患者の安全性を考え、自己免疫疾患患者、免疫力低下患者、皮膚癌患者、細菌感染者には使用すべきでないとしている。 また、休止状態のヘルペス罹患部位への使用は注入によって活動を再開する恐れがあるため避けるべきだとしてい る。 この感染症等の検査のために患者の血液を採取し、検査機関にまわす。検査の結果が問題なければ、培養のための皮膚採取という次のステップに入る。

培養のための皮膚採取のプロセス

  1. 耳の後ろの皮膚に局所麻酔を注射する。
  2. 患者の耳の後ろから3ミリ四方ほどの皮膚組織をパンチで採る。
  3. 傷口は絆創膏で止めるか溶ける糸で1針縫いをしておく。
  4. 採った細胞は適切な容器に詰められ速やかにアイソラゲン社の研究施設に運ばれる。

Isolagen社の培養施設において、患者から採取した細胞をから、コラーゲン産生細胞である「繊維芽細胞」を分離し、 何千もに増殖させる工程が行われる。

注入のプロセス

  1. 採取から約6週間後、1〜1.5mlの培養された繊維芽細胞が医師の元に返送されてくる。
  2. 患者のしわや瘢痕に注射器で注入される。

およそ2週間の間を空けて、注入は一般的に3セット繰り返される。注入の繊維芽細胞はそのたびごとに、Isolagen社から生きた新鮮な状態で 送られてくる。

Isolagen社でのこれまでの研究から、若い人のほうが細胞の働きが活発であることがわかっており、若いうちに将来に備えた自己細胞を保存して おく方法を研究している。これは例えば、35歳の時点で将来の使用に備えて線維芽細胞を凍結保存しておき、患者が45歳になったときに35歳時の 線維芽細胞を皮下に注入できるというもの。若いときの細胞は、光で損傷された皮膚を修復し細胞を新生させる効果が高いからだとしている。

この治療法のリスクと効果

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